テキストサイズ

あなたとの夜…

第8章 すれちがう思い

「おいしい………!!」


ゆりこはあたしのことを見つめてる


「な…何……?」


「やっと笑ってくれた……!!」


「え?」


「だってりあちゃん、あたしがご飯作ってるときもずっと泣いてたでしょ?」



なんで知ってるんだろ……


「あれから結構時間たったのに目がまだ赤いんだもん。それにりあちゃんのことはわかるよ…」



「ゆりこ………」


「ま、今はあの事忘れてあたしのカレーを食べろ!(笑)」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ