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俺の愛し方

第5章 たまには

アパートの階段上がってドアを開けた。


「ただいまあ」


「おかえりーパパ」


鈴が笑顔で出迎えてくれた。


「おー鈴、ママは?」


「もしもししてる」


電話中か…


「鈴、お土産だ。ママに渡してこい。
お風呂入ろうな」


「うん!」


鈴はケーキの箱を大事そうにリビングに持って行った。


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