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俺の愛し方

第5章 たまには

鈴と風呂に入って、いつも通り頭拭きながらキッチンの冷蔵庫開けた。


「ねえ、なんでケーキ?」


鈴を着替えさせながら、リカが聞いてきた。


「良い夫婦の日だから」


俺はなんか照れ臭くて、冷蔵庫の方向いたまま応えた。


「ふうん…」


リカは気のない返事だった。


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