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……どうしてこうなった?

第10章 佳奈美お嬢様へのドS調教

「あっ……あふっ……あンっ……」

絶頂の余韻で佳奈美はしばらく茅野の腕の中で身体を震わせる。

イッた瞬間、佳奈美は若干の潮を吹いてしまったが、執事はそっと佳奈美に気づかれないうちにそれを拭き取った。

「茅野っ……」

「お水を飲まれますか?」

茅野の腕の中でコクっと小さく頷く。

名執事は佳奈美を抱きかかえたまま、立ち上がり、器用に片手で水差しからコップに水を注ぐ。

そしてそのコップを抱きかかえた佳奈美の口元に運ぶ。

口移しで水を飲ませる方法は佳奈美があまり好まないので、そっとコップを口元に近づけて飲ませてやる。

その際、わざと少しこぼし、火照った肌に水を伝わせてやるのも忘れない。

わがままお嬢様は美味しそうに喉を鳴らし、コップの水を半分位飲んだ。

そのままゆっくりと佳奈美をベッドの上まで運んでやる。

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