テキストサイズ

……どうしてこうなった?

第10章 佳奈美お嬢様へのドS調教

茅野は佳奈美が求めるとき、いつもこのように色々なシチュエーションで性的な相手をしてやっていた。

杓子定規に毎回同じように可愛がってやるのではなく、どのような責めを佳奈美が欲しているかを彼が判断し、予告なく始めて、説明なく進めていく。

彼女がどのような態度をとるかで臨機応変に責め方を変え、気持ちよくさせてやるのが仕事だ。

時には激しく愛し合う恋人同士のように交わり、時には初々しいカップルのようにいちゃいちゃとしたエッチをする。


今日の佳奈美は淫らに苛められたがっていると判断したが、その判断は間違っていないようであった。


「駄目、茅野っ……休ませて……」

潤んだ瞳で懇願するように佳奈美は茅野を見つめた。


今すぐもっと苛められたいんだな。

そう判断した彼は口許を歪めて笑った。


「まだですよ、お嬢様……休んでる暇なんてありません」

茅野は冷たい視線で主を見つめながら覆いかぶさった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ