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……どうしてこうなった?

第16章 ダブルデート!?

でもそれはある程度覚悟はしていた。

それでも優花は自分の気持ちを伝え、すべてをぶつけたかった。

だからもちろん、後悔はない。


陸奥先輩も必ず仕掛けてくる。

負けるわけにはいかない!!

戦いは始まったばかりだ。



翌日、優花は休み時間に友美を誘い、図書室に来ていた。


二人きりで話すには都合がいいからだ。

そこで優花は駿二のダブルデートの誘いを話す。

もちろん、誠一と友美をくっつける作戦だというところは省略して。


「えーっ!? ダブルデート!?」

「しーっ声大きいよ、ともちゃん」

人気が少ないとはいえ図書室、大声で話すのはまずい。

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