……どうしてこうなった?
第4章 宣戦布告
すたすたと歩く優花のあとを友美は無言で必死に追いかけた。
一言も喋らず校舎裏まで歩いてきた優花は突然しゃがみ込んで大きな声で嘆いた。
「あー! またやっちゃった!」
「え?」
「私ああいう偉そうにしてる女、大っ嫌いなの! 上品ぶってるのが特にムカつく!
どうしてもああいう女とぶつかると威勢良く喧嘩しちゃうのっ! あーどうしようっ! 先輩だし、生徒会長だし!」
優花は頭を抱えたままうずくまってしまう。
「そ、そうなの? ゆうちゃんって見かけによらず……そのっ……たくましいんだね……」
なんといっていいかわからない友美はうずくまる優花の背中を擦りながら脇にしゃがみ込む。
「さすがだなー! 俺が見込んだ女だけある!」
突如頭上からそんな声が聞こえ、二人は顔を上げた。
一言も喋らず校舎裏まで歩いてきた優花は突然しゃがみ込んで大きな声で嘆いた。
「あー! またやっちゃった!」
「え?」
「私ああいう偉そうにしてる女、大っ嫌いなの! 上品ぶってるのが特にムカつく!
どうしてもああいう女とぶつかると威勢良く喧嘩しちゃうのっ! あーどうしようっ! 先輩だし、生徒会長だし!」
優花は頭を抱えたままうずくまってしまう。
「そ、そうなの? ゆうちゃんって見かけによらず……そのっ……たくましいんだね……」
なんといっていいかわからない友美はうずくまる優花の背中を擦りながら脇にしゃがみ込む。
「さすがだなー! 俺が見込んだ女だけある!」
突如頭上からそんな声が聞こえ、二人は顔を上げた。