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「ちょっとっ!!　駿二君、行くってどこ行くの？」

「あれっ？　俺言ってなかったっけ？」

「俺に任せとけって言ったきりでどこに決まったか聞いてないよ？」

「悪りぃな……行くのはハリウッドスタジオジャパンだよ」

「えっ……!?　あのテーマパーク!?　今から行くの!?」

ハリウッドスタジオジャパンとは映画をテーマとした遊園地で色んなアトラクションがある人気のスポットだった。

「午後から入場でも結構するんじゃ……」

「大丈夫。チケットあるから、4人分」

駿二はポケットから４枚のチケットを出す。

「悪いよ、そんな高いもの……」

友美も申し訳なさそうな顔をした。