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……どうしてこうなった?

第16章 ダブルデート!?

ふたりは飲み物を買って、更にあちこち寄り道をしてずいぶん時間をかけてから友美と誠一のとこへ戻った。

「気分はどうだ?」

飲み物を渡しながら駿二が尋ねる。

「ああ、まあ、なんとか落ち着いてきた……」

「無理しないでくださいね?」

「ああ、葉月、ありがとう」

「とはいえもう激しいのはやめておいた方が良さそうだな」

4人はあまり乗り物よいをしなそうなアトラクションを回ることにした。

駿二は二手に別れて回ろうと言い張ったが優花が拒んだ。

友美をひとりにしてしまうのは心配だったというのもあるが、自分が駿二と二人きりになるのが嫌だったというのが本音だ。

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