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……どうしてこうなった?

第18章 『偽装彼女』解約

「得点を決めたからって調子に乗ったらダメですよ、鎗倉くん。スコアブックつけてましたけど何回もオフサイドポジションにいましたから。
鎗倉くんの持ち味はオフサイドギリギリの位置取りですから、これは気をつけて下さい」

「バレてたか」

事務的な口調になっても駿二は特に気にした様子もなくチャラける。



「お疲れー」
「お疲れ様」

次々と引き上げてくる選手にマネージャーとしての労いやドリンク出しを慌ただしく行い、駿二との会話はそこで打ち切られた。

とりあえず整理は戻ってからということで、慌ただしく後片付けをし、優花らは選手と共に学校まで移動した。

選手は解散となり帰って行き、マネージャーたちは汚れたユニフォームなどの片付けに追われた。

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