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しかし、学年主任はちょんまげブタらの想定を遥かに超える一言を告げた。


「それは許可出来ない。アニメ同好会部は昨日正式に廃部が決定している」


「はぁあ!?」
「なんですとっ!!」
「嘘っ!?」

部員たちは動揺し、混乱に陥る。

「そ、そんな勝手に廃部に出来るわけがなかろうっ！　そんな横暴は絶対に許さぬっ！」

「横暴とは穏やかでないな。君たちは年端もいかない少女に布切れ一枚つけさせたような、風紀を乱すポスターをデカデカと文化祭などで掲げているだろう？　あれが著しく風紀を乱すと問題になっていたんだ。
厳しい先生は停学処分にすべきだなどと言っていた。私や数名の先生がそれではあまりにも同好会部員が可哀想だと懇願して処罰は回避したんだ。
廃部くらいで済んで良かったと感謝するんだ」


学年主任は冷え切った眼差しでちょんまげブタらを睥睨する。