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「私……すごくえっちな女の子なの……彰人君のことは好き……だけど……副島君のエッチはすごく上手で……」

「すいません……俺のは、下手でしたか？」

「わからない……でも副島君に抱かれてる時の方が感じるのは事実なの……」

「それはきっと陸奥先輩が俺よりも副島先輩のこと好きだからですよ。気持ちが強い分、感度も上がるんです」

橘は自嘲めいた表情で告げる。

「思ったより女々しいな、橘君」

陸奥より先に副島が反応した。

「なんだとっ!!」

「そんなことない。私は彰人君の方が好き。そう言ってもらいたいのか？」

橘の怒声など全く意に返した様子もなく副島はせせら笑う。