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……どうしてこうなった?

第25章 壊される心

「あっ……ううっ……ひどいよぉ、副島君……」

陸奥は涙を滲ませながらベッドに力なく横たわる。

「なに休もうとしてるんですか? こっちにお尻を向けて四つん這いになってください」

無表情の副島は丁寧な口調で無慈悲に命令した。

「お、おい、副島っ……佳奈美は--」
「はい……」

橘の抗議を遮るように陸奥はお尻を副島に向けて四つん這いになった。

「えっ……佳奈美……」

「もっと私が汚されていくところ、見て欲しいの……」

陸奥は四つん這いの姿勢で橘を見詰める。

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