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……どうしてこうなった?

第39章 優花、芹沢 幸せなセックス

「優花」

タオルを持つ優花の手を芹沢はそっと掴 む。

「ひゃっ……な、なんですか、急に」

芹沢にじっと見つめられて優花は照れて目 をそらす。

「だ、ダメですよ。部活の大会で来てるん ですから……」

「キスも?」

「キスもです」

芹沢は優花の腰に手を回し、ぐいっと引き 寄せた。

そして顔を優花の目の前まで近づける。

「キスくらい問題ないんじゃねぇの?」

「キ、キスくらいなら、まぁ、問題ないか もしれませんね」

優花はバクバク言う心臓の音を芹沢に聞か れていないか不安になる。

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