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……どうしてこうなった?

第41章 エピローグ そうしてこうなった

「だいぶそれっぽくなってきたね、ゆうちゃん」

「こうやって飾り付けるといつもの教室がまったく別物に見えるものね」

優花と友美は学園祭でやるメイド喫茶の飾りつけをしていた。

おおよその飾り付が終わり、教室内はすっかりピンクでフリフリな感じの気恥かしさまで感じてしまう甘い空間に変わっていた。

「おおっ! だいぶ完成してきてますねぇ」

その教室に生徒会長になった真貝がやって来る。

「あ、真貝先輩」

「お疲れ様です。いい感じに仕上がってますね。楽しみにしてます」

「ありがとうございます」

新しい生徒会長に優花と友美は頭を下げる。

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