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……どうしてこうなった?

第1章 いきなりの告白

「芹沢高志……」

「呼んだか?」

「うわぁっ!?」

いつの間にか優花の真後ろに来ていた芹沢がぬっと顔を出す。


「な、なななんですか!? 一年生のクラスに突然やって来て……」

「ホームルーム終わったんだろ? 帰ろうぜ?」

「なんであなたと私が帰らなくちゃいけないんですか!?」

「だって彼女だろ、優花は?」

「だから、それは……」

彼女という言葉に免疫のない優花は顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。


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