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「ーーーん…。」

「お、やっと起きたな。」

「あれ？…あたし…。」

「お前またぶっ倒れたんだぞ？本当…よく倒れるやつだな、お前。」

あぁ……。
そうだ……。
あたしこの男に無理矢理、空飛ばされて、
気失ったんだっけ…。

なんだかそうおもうとだんだんと冷静になれる自分がいた。

「あんたが言ったことはよくわかった。あんたがしたいことも。でも、先輩とは話したことも無いのに、どーやって…」

「それはこれから考えていくさ。大丈夫。俺にまかせとけって。」

………。

大丈夫なんだろうか、あたしの恋は。









ーーーこうしてあたしの恋は動き始めたのだった－－－