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見習い天使とコイスルオトメ

第5章 動き出す日常


こいつ…またあたしの心読みやがったな…。

「ちょっと!本当辞めなさいよ!悪趣味!」

そう言いながら声のする後ろの方に思いきり顔を向ける。

--ドキッ--

目の前に超長いまつげ。
それがレオンの物だと気付くのに時間はかからなかった。

ち、ちかーー!!

「ご、ごめん!」

「お、おお…。」

ち、ちょっと…なんで顔赤いのよ。

調子くるう……。


結局気まずいまま2人で教室に戻って行った…。

なんなのよ…レオンって…。

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