見習い天使とコイスルオトメ
第2章 見習い天使登場⁈
---ガチャッ
「んー!!やっぱりいい気持ちだなぁ!!」
あたしは1人、窓を抜けていつもの窮屈な気分を解き放つ。
あたしがいる場所それは、屋上。
普段はドアに鍵が掛かってて開けられないようになっているため、誰も入れないようになっている。
この窓はあたしが掃除をしている時、たまたま見つけた隠し窓だった。
あたしは放課後必ず1人でここにくる。
その時を詩は絶対邪魔したりしない。
そんなところもあたしは詩の好きなところでもある。
「奏馬先輩…かぁ…もう半年にもなるんだなぁ…」
奏馬先輩を好きになって半年…そろそろ顔も覚えてもらいたいなぁ…
そう思って、思ったままを空にぶつけた。
「奏馬先輩ー!!!付き合いたーい!!!」
そう、あたしは叫んでしまった。
----ドスッ