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見習い天使とコイスルオトメ

第8章 告白

おーおー、怒ってらっしゃる。ざまあみろ!!

「だって本当のことだも〜ん」

「不愉快だ。シュート練してくる。」

そう言ってあからさまに不機嫌になったレオンはゴールへと向かっていった。

へーっだ!ばーか!!
そう言いながら笑ってしまっているわたしがいた。

「美音ちゃん?なにしてんの?」

「え?あ、先輩!いや、レオ…怜音のやつが…ははは。」

いきなりの奏馬先輩の登場で慌ててしまうわたし。

「君って俺の前で必ず慌ててるね(笑)」

「だってせ、先輩が急に現れるんですもん!!」

「急にって…はは!ごめんごめん!」

そう言って私達は笑い合った。

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