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見習い天使とコイスルオトメ

第8章 告白



「本当…せっかく俺がこんな絶好なシチュ作ってやってんのに全くいかせてないなんて…情けなさすぎて涙が出てくるぜ…」

「うっさいわね。あんたに言われなくてもわかってるわよ。」

この人を小馬鹿にしたような言い方は振り返らなくても分かるあいつだ…。
わざとらしく泣いてるフリまでしやがってこんちきしょう…。

「あたしの事考えてくれてるのはありがと。でもね……。あんた、またシュート率下がってるわよ。…ぷぷっ。奏馬先輩の足元にも及ばないシュート率ねぇ。」

ムカついたのであたしもレオンを小馬鹿にした。

「あ?てめぇの数え間違いじゃねーのか?この俺様が人間なんかの足元にも及ばねぇだと?」

レオンは明らかに苛立ちをあらわにしているご様子。


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