
恋を忘れた女
第1章 もっと…快楽を…
いつもの行きつけのラブホテルで、
まったり寛いでは…エッチをして、
愛を囁く…
「満里奈…大好き…もうこのまま時間が止まればいいのに…俺…次逢うまで耐えられないよ…」
「ふふっ…」
そう言ってくれて…嬉しいには嬉しいけど…
返事が出来ない自分に…
本気で言ってくれる拓哉に、
罪悪感を感じる…
嫌いな訳じゃない…
好きかどうか…と言われれば…
好き
だけど…
「満里奈…」
「んっ?」
真っ直ぐ見詰められると、照れる。
ぷいと、後ろを向くと…後ろから優しく腕を回して抱き締められる。
まだ私の中が…疼いて…
じんわり…濡れていく…
