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キレーな顔した狼さん。

第2章 1匹目

「なっ…カワイ…くっ、なんて…んっ」

「先輩、早く呼んで?」

「い…やぁ」

その前にお前がその舌を離せっ
まともにしゃべれんだろぉがぁ…

「んっ…」
やば、何か…ぼーっとしてきた…かも…

「先輩…エロすぎっから…早く呼んでくんないと最後までしちゃいそー…止まんない…」

段々、瑠樹の舌が下がっていき
首筋を辿る…
それと同時に手が俺のワイシャツの下から中に入って来た

「いっ…やっあ…おまっ待てって…は」

瑠樹の手の指が腹を伝い
脇腹を伝う

「んっ…ちょっはあっ」

「何?先輩」

瑠樹は意地の悪い笑顔で聞き返すも
手は止めない

「それっ…いっ上いくと…」

「ん??」

クリっ

「ひゃんっ」

瑠樹の手が俺の乳首を摘まんだ
そして、そのまま指で転がしたり
爪を立てたりしてくる

「はっあっ…あ…それ…やめっ…だ…め…んっ」


「ん?何がダメなの?」

「る…き…ダメっ、だって…ばぁ」

「っ…!」

その瞬間、瑠樹の手が止まり
固まった

「ん…る、き?」

急に俯き固まる瑠樹

「どうしたんだ?」

不思議に思い、瑠樹に問いかけながら
瑠樹の顔を覗いた

「えっ…」
瑠樹の顔を見た瞬間、つい驚きの声を上げてしまう

「…っ///」

瑠樹の顔が真っ赤に染まっていたからだ

「せ、先輩…いっ今俺の名前呼んで…」

「え?」

あー、そいえば
ほぼ無意識に呼んだ…かも?

……ちょっと待てよ?
それじゃぁ、アレか?

こいつは俺に名前呼ばれたから
こんなに真っ赤んなって照れてんのか?

ヤバイ、これは可愛い…ぞ?

「おい、瑠樹?瑠樹君ってば?瑠樹さーん??」

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