テキストサイズ

好きな空間

第10章 フィクサー


一先ず顔合わせという理由で、ママの"紹介したい人"の家に行って合うことになった。

電話1つでリムジンが迎えに来た。

ママは蔓延の笑みで 「エリカちゃんにとてもお似合いの人だと思うのよ。」

「嬉しいわママ、どんな方かしら。」

「元外務省にいらっしゃった方でね、とても紳士的で上品で優しい方よ。」


これで本物の銀座の女になれると自分に言い聞かせた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ