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第13章 ジレンマ


誰にも話さないと言うよりは、話すことでもないので普段と変わらず過ごした。







彼も何も聞かず、いつもと変わらずミネラルウォーターを口移しして激しく交わっては焦点に達していた。




そんなとき彼は思ってもいないことを口にした。



「エリカ、私は物足りないかな?」



「どうしたの?
急に?」





浮気でもしているのかと思ったのかしら。


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