好きな空間
第13章 ジレンマ
いきなり笑って
「エリカ、いつも激しいのが好きだから、もっと激しくした方がいいのかなと思って…」
彼も若くいたいけど年老いていく自分にジレンマを感じていた。
「貴方が出来れば出来る程、嬉しいわ。
一度意識が無くなるぐらい激しくしてみたいわ。」
笑顔で答えた。
だって早くアレを使ってほしいから。
「じゃあ、近々アレを使ってみるか、あまり頼りたくなかったけどね。」
「無理しなくていいのよ、今のままでも満足しているから。」
「愛しているから。」
本当に愛しているから、感じたいの。
後を考えずに…