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第7章 銀座の女

「竹内先生っ!
不思議でしょう?!
実はね、今日エリカちゃんのお誕生日なのよ、だから目立つようにエリカちゃんだけドレスなの」


「ママもエリカちゃんも何でもっと早く言わなかったの?
水臭いじゃないか。じゃあ、ちょっと出直して来るよ。
待ってて、席キープしておいて!」


「高いわよ。」

笑いながらママが言うと、


「大丈夫、大丈夫!
松田も秋も呼ぶから。豪華にやろう!」


「さすが竹内先生ね、期待してますよ。」


弾んだ声でママが楽しそうに約束をした。

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