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第7章 銀座の女

お店に戻ったら閉店準備をしていた。


「志帆ちゃん、お話しがあるの。ちょっといいかしら。」


凛とした表情で志帆を呼んだ。


状況が読めたせいか元気なく返事をし、ママと一緒に奥の部屋に行った。

こんな姑息な手を使った志帆はナンバーワンを争っていた。
志帆の敗北が見えた気がした。

言うまでもなく志帆は元気なく帰って行った。

ママは何事もなかったかのようだった。

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