テキストサイズ

好きな空間

第8章 札束


枕営業!

咄嗟に慌てて札束を抜き取って


「沢木さん、こういうのは困りますよ。
志帆ちゃんとは何しているのか分かりませんがこの店はこういう店では無いので。」

札束を返した。

くだらない男のプライドを傷つけたのか沢木は真っ赤な顔で


「ママはいないのかー!」と大きな声を出し始めた。



こんな安い女に思われたという怒りと同時にどうしようもなく呆れ果てた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ