
アイツが私のご主人様!?
第13章 『100万やるからキスしろ。』
「そんなにイヤだった?」
『え・・・?』
パシッと、
神崎クンを攻撃していた両腕を掴まれ・・・
いきなり、真面目そうな顔で聞いてくる。
『・・・・・い、いやってゆうか……
ファーストキス、は・・・
好きな人としたいじゃん…?ふつう…
だって・・・だって、
ファーストキス、は…
一生の思い出になる・・・と、思うし。
・・・・・しかもさ、しかも!
神崎クン、わたしの唇ガッサガサとか言って
イジメてくるしさぁ…』
「・・・そんなに落ち込むなよ。」
『え・・・?』
「・・・ふん、じゃあ…
俺が・・・、
りおチャンの一生の思い出に残るような
ファーストキスにしてやる。ニコッ」
『えっ…///!?』
(はいぃーー!??
神崎クン、なにを言ってるのーー!??)
*
