
アイツが私のご主人様!?
第21章 秘密の保健室。
りおチャンの色白な肌に
俺がつけた、『りおチャンは俺のモノ』という『印』が妙に目立つ。
(この、キスマークも・・・
そのうち消えちまうのか……)
・・・・フン…馬鹿だな、俺。
こんなことしたって、
りおチャンは俺のモノになんてなるワケねぇのに。
ましてや、寝ている彼女に対して
俺の『独占欲』を満たそうと…
なにをしたって…意味がねぇのに。
(ごめんな、りおチャン。
あと、半年したら…
俺は嫌でもりおチャンの前からいなくなるから…さっきのことは許してくれ。…)
俺は、とてつもない『罪悪感』を感じながら…
りおチャンのブラウスを直していった。
ブラウスを綺麗に直し終わった後…
俺は、りおチャンにキスをした。
まるで、眠り姫を起こすように。
(・・・・好きだ、りおチャン…。)
*
