テキストサイズ

私の彼氏はアニメオタク!?

第4章 恋人

「はぁ・・・」
「大きなため息だね」

「! さ、斎藤くん・・・!」

立っていたのは斎藤くんだった。
今はあんまり会いたくないのに・・・。
なんで今くるのよー・・・!

「ど、どうしたの?斎藤くん。 さっきはいなかったのになんで今頃に?」
「別に。 戻るのめんどかったから、とりあえず、授業終わってから戻った方がいいと思って今来たんだ」
「そ、そうなんだ・・・」

うー・・・気まずいよー・・・

「後藤、放課後に話があるんだ。屋上で待ってるから」

そう言って、斎藤くんは教室を出て行った。
もうすぐで授業始まるのに。

「え・・・ちょ・・・斎藤くん・・・もうすぐ、授業始まっちゃうのにどこ行くの・・・!」
「わかってるよ。かったるいからサボる。じゃ。」

言うだけ言って、言っちゃうなんて・・・勝手過ぎるよ・・・斎藤くんのバカ・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ