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甘いキスを永遠に

第80章 結婚記念日

私は毎日一緒にいるいつもの元哉なのにドキドキと鼓動が止まらなかった。


「はい」


元哉は袋から缶ビールを開けて私に差し出した。


「ありがとう」


もう一つ袋から出し元哉も開けた。


「結婚15年目に」


と缶ビールを私に向けた。


「15年目に…」


私もそう言って乾杯し、二人でグイッと飲んだ。

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