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甘いキスを永遠に

第84章 新築祝い

おっと、麻実がこっち来るぞ。


「元哉、みんな美味しいって言ってくれたよ。ありがとう。
ねえ、一緒に飲もうよ」


「いや、俺はここでいいよ…麻実ちゃんお友達と楽しんできな」


冗談じゃない。


あんなオバチャンの輪に入ったら呑めるどころか、息も詰まりそうだ。


「そう…」


麻実は冷蔵庫からまた酒を取り出し、リビングに戻った。


俺はキッチンで座ってペラペラ雑誌捲ってた。

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