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甘いキスを永遠に

第87章 ささやかな夢

「麻実、飲むか?」


元哉は私にビールを勧めた。


「ええ、一杯もらう」


食器棚からグラスを出し、元哉の向かいに座ると、元哉は缶ビールをグラスに注いでくれた。


「お疲れ様」


軽く乾杯して一口飲む。


「はあ~美味しい」


元哉は私を見て軽く口角を上げて見せて、ビールを飲んだ。

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