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甘いキスを永遠に

第87章 ささやかな夢

「仕事の後はやっぱり美味いよね」


「ああ」


私は何気に隣に置いてある予約帳を開いた。


「明日も…一杯だ」


そんな事呟いてた。


「麻実…そろそろ店閉めるか」


「ええっ!?何言ってんの?それ笑えない冗談!」


「冗談じゃないよ。至って真面目に言ってるんだけど」


あ…元哉の顔は真面目な表情だ。

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