テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第12章 目を覚ませ

「違うわ。元哉の本当の姿を見たかったの」


「俺の本当の姿?」


「そうよ」


すると、右側の女の子が口を挟んだ。


「元哉はみんなの元哉なの。アナタちょっと独り占め長過ぎない?」


「そうね。お返しするわ」


私はそう言い返した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ