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甘いキスを永遠に

第14章 今好きなのは

元哉を触ったら、体が震えて熱かった。

やだ、この人一晩中ここに居たの?


まだ夏にはならない夜は冷え込むだろう。


「元哉!」


私は新聞を取り払い、元哉を立たせ、肩に腕を回し、大きな元哉を引き摺るように担ぎ何とかベッドに寝かせた。


額に触ると物凄く熱かった。


凄い熱…


私はタオルを濡らし、元哉の額に乗せた。


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