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甘いキスを永遠に

第16章 ピリオド

「楽しかったな」


「うん…」


「ごめんな。傷つけて」


「うん、大丈夫」


ようやく少し笑えた。


冷めたアメリカンを二人で啜った。


アメリカンなのに苦かった。


そして一緒に店を出た。


私は自分の分のコーヒー代を渡した。


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