テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第23章 恋人達の秋

「ホント、素敵な景色…絵葉書みたい」


窓から見える景色を見ていると元哉は私を優しく見つめてた。


「少し散歩しようか」


「うん…」


会計を済ませ店を出ると冷たい秋風に身を縮めた。


元哉が自分でしていた大きなマフラーを私に巻いてくれ微笑んだ。


「ありがと…元哉寒いでしょ?」


「大丈夫…麻実ちゃんがあったかいから」


私の肩に腕を回し、抱える程密着して歩き出した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ