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甘いキスを永遠に

第23章 恋人達の秋

湖畔の林の中で色付いた葉をしゃがんで拾った。


「思い出に持って帰ろうかな」


元哉を見上げると、元哉もしゃがんだ。


「じゃあこれも思い出に…」


私の顎を持ち上げ優しいキスをくれた。


「ふふふ…」


なんだか笑ってしまった。


大好きな元哉は全身スイーツで出来てるような甘い男だ。


「思い出になった?」


「なった」


「良かった」


そう言って元哉も笑った。


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