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甘いキスを永遠に

第26章 寒いから

混浴の暖簾を潜り引き戸を元哉が開けた。


二人で固まった。


年配のお爺さん、お婆さん、中年のオジサン、オバサンがやたらにいた。


「混んでるね…」


「うん…」


元哉はくるりと向きを変え私の手を引き浴場を出た。


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