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甘いキスを永遠に

第31章 イタズラ元哉

「元哉っやめて…」


すると指を抜いてその指舐めた。


「ようやく切った。俺の勝ち」


満足そうに笑った。


「勝ちじゃないでしょう。失礼じゃない」


私は怒った。


そんな私を元哉は無視して立ち上がった。


「お風呂入ろっと」


おい!こんなにしといて放置か?


「元哉っ!」


「何?」


平然とした顔して振り向いた。


「この責任取ってよ」


元哉は私に近づいてしゃがんだ。


「麻実ちゃんが悪いんだ。一人で風呂に入れなんて言うから。
後は自分でやんな」



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