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甘いキスを永遠に

第35章 誕生日・1

「こんなに積もってる雪、久しぶりに見た。綺麗だね‥」


「ああ、雪の中で見る麻実は特別にな」


「もう、冗談ばっかり言うと真実味がない」


ちょっと照れ隠しにそう言って膨れてみたら、立ち止まって突然抱き締められた。


「冗談じゃない。

麻実…三つ目の誕生日プレゼント今していい?
麻実がキレイでもう我慢出来ない…」


私の胸は熱くなる。


「頂戴…三つ目のプレゼント」


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