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甘いキスを永遠に

第35章 誕生日・1

元哉の瞳が艶めいて私を捉えた。


「麻実…麻実の全てが堪らなく好きだ」


そう告げて熱く唇を寄せた。


元哉の熱い想いが私の中に注ぎ込まれ体中が元哉色に染まっていく。


私の手は元哉の髪を掬い後頭部へ、


元哉の手はしっかりと私の体を抱き寄せ、髪や背中を撫でる。

舌を絡ませるかと思えば、何度もリップ音を立てて口付けてきたりキスの嵐だ。


私の中がジュンと疼く。


愛が欲を呼び覚ます。


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