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甘いキスを永遠に

第37章 シンプル

その日は元哉が約束通り、元哉の勤めていた東京の料亭…
すなわちお兄さんのお店に行く日だった。


「ねえ、元哉おかしくない?」


かなり清楚にかつダサくならないよう洋服を吟味した。


「麻実ちゃんは何着ても似合うよ。なんか清楚な感じが逆にそそる」


座ってコーヒー飲みながら私を見て言った。


いやいや、そうじゃないでしょ。


ニヤニヤと私を見ている元哉。


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