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甘いキスを永遠に

第37章 シンプル

「いらっしゃいませ」


丁寧に通され物凄く緊張してきた。


和室の個室に通され座ったが、落ち着かなかった。


若い女将さんが入って来て挨拶にきた。


「いらっしゃいませ。義弟がお世話になっています」


深々と頭を下げた若女将は元哉の元カノだ。


品の良い可愛らしい女性だ。


既に女将としての風格も持ち合わせている。


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