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甘いキスを永遠に

第5章 ウキウキとブレーキ

まるで高校生のバカップルのようだ。


恥ずかしいけど嫌な気分じゃない。


元哉の腰に手を回し、少し背中にもたれた。


背中から元哉のおかしな鼻歌を耳にしながら私は甘い風を感じた。


いくつになっても恋の始まりは心が浮き足立って、ふわふわと気分が良いものだ。


ナンパな元哉にのめり込まないようセーブしながらも私は年甲斐もなく無邪気な元哉にドキドキしていた。


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