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甘いキスを永遠に

第5章 ウキウキとブレーキ

元哉の携帯はしょっちゅうメールが鳴る。


「元哉…鳴ってるよ」


「いいの、いいの、麻実ちゃんとイチャイチャ中」


気にも止めず私の胸に顔を埋め甘えてくるが私は女の勘で相手が女からだと分かっている。


分かっていながら元哉の髪を撫でて愛しく感じてしまう。


今はこんなにラブラブだけど、どっかで心のブレーキかけてた。


ナンパでその日にセックスした私達。


きっと元哉は気まぐれなんだ。


飽きたら元カレみたいにポイされる。


それが怖くて本気にならないよう、ブレーキかける私…


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