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甘いキスを永遠に

第38章 ネイル

私が左手を塗り終えて、右手を塗ろうとしたら隣でテレビ見ていた元哉がこちらを見た。


「麻実ちゃん、やらせて」


「え?」


「俺が塗りたい」


「出来るの?」


「俺、結構器用だし」


まあ、あの料理からして確かに器用だよな。


「じゃあ、やって」


私は右手を元哉に差し出した。


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